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ソウルの王宮 — 休館日・料金・韓服無料と、日本語ガイドの時間

王宮は「行けば入れる」場所ではありません。宮ごとに休む曜日が違い、しかも月曜と火曜で入れ替わります。そして日本語で書かれた案内は、たいてい「景福宮がおすすめ」で終わっていて、何曜日に行けるのか・いくらなのか・韓服のどこまでが無料なのかが書いてありません。国家遺産庁 宮陵遺跡本部 公式サイト(royal.khs.go.kr)2026年9月時点の公式ページを一つずつ開いて、その部分だけを集めました。

⭐ まず曜日 — 「月曜だから全部だめ」ではありません

ソウルの王宮の休みは、二つに分かれています。景福宮と宗廟は火曜休み、昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮は月曜休みです。つまりどちらの曜日にも、開いている宮があります。「月曜は博物館も宮も全部休み」と思って一日を捨ててしまう人が多いのですが、そうではありません。

月曜に行くなら

開いている:景福宮・宗廟
閉まっている:昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮
景福宮の守門将交代式(10:00 / 14:00)もあります。徳寿宮の交代式は月曜は休みです。

火曜に行くなら

開いている:昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮
閉まっている:景福宮・宗廟
景福宮が休みなので守門将交代式もありません。代わりに徳寿宮・大漢門の王宮守門将交代式(11:00 / 14:00)が見られます。

祝日の扱いは宮によって変わることがあります。名節(ソルラル・チュソク)の当日は無料開放になる年もあります。日付が決まったら公式サイトで最終確認してください。

🗓️ 一覧 — 休み・時間・料金・日本語ガイド

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宮休み開いている時間料金(ウォン)日本語ガイド
景福宮 キョンボックン 경복궁火曜1〜2月・11〜12月 09:00–17:00
3〜5月・9〜10月 09:00–18:00
6〜8月 09:00–18:30
入場締切 16:00 / 17:00 / 17:30
3,00010:00 / 14:30 月・水〜日
昌徳宮 チャンドックン 창덕궁月曜2〜5月・9〜10月 09:00–18:00
6〜8月 09:00–18:30
11〜1月 09:00–17:30
入場締切 17:00 / 17:30 / 16:30
3,00011:00 水・金・日
昌徳宮 後苑 フウォン(王室庭園) 창덕궁 후원月曜通年 時間指定の入場のみ5,00013:30 水・金・日
昌慶宮 チャンギョングン 창경궁月曜通年 09:00–21:00
入場締切 20:00
1,00010:00 火〜日
徳寿宮 トクスグン 덕수궁月曜通年 09:00–21:00
入場締切 20:00
1,00009:30 / 16:00 火〜日
宗廟 チョンミョ 종묘火曜土・日・祝 09:00–18:00(自由観覧)
平日 時間指定の解説付き観覧のみ
入場締切 17:00
1,00009:40 / 11:40 / 13:40 / 15:40 月・水・木・金・日・文化の日

料金は大人(外国人は満19〜64歳)一人あたりの片道入場料です。昌徳宮の後苑は宮の入場券とは別で、時間指定・人数制限のある観覧になります。出典:国家遺産庁 宮陵遺跡本部 公式サイト(royal.khs.go.kr)2026年9月時点。

🎧 日本語の無料ガイドが、5か所すべてにあります

これがいちばん知られていないことだと思います。ソウルの主要な王宮には日本語の定時解説があり、1日あわせて11回動いています。予約は要りません(10人未満の個人の場合)。料金もかかりません — 入場券さえ持っていれば参加できます。

しかも外国語の解説は外国人のための制度で、韓国人は参加できません(外国人に同行する場合を除く)。つまり日本語話者のために用意された枠です。集合場所に、その時間に立っていればいいだけです。

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場所日本語の時間曜日集合場所所要
景福宮10:00 / 14:30月・水〜日案内所前(興禮門の内側)60〜90分
昌徳宮11:00水・金・日仁政門の向かい(扈衛庁)約50分
昌徳宮 後苑13:30水・金・日後苑入口(昌徳宮の入口から徒歩15分以上)約70分
昌慶宮10:00火〜日玉川橋のそば約1時間
徳寿宮09:30 / 16:00火〜日大漢門・禁川橋を過ぎた総合案内板の前—
宗廟09:40 / 11:40 / 13:40 / 15:40月・水・木・金・日・文化の日公式に記載なし(当日、宗廟の案内所へ)—

解説は出発時刻を過ぎると参加できません。少し早めに集合場所へ行ってください。雨でも行われます。10人以上の団体は事前予約が必要です。時間・回数は機関の事情で変わることがあるので、当日の朝に公式サイトで確認するのが確実です。出典:国家遺産庁 宮陵遺跡本部 公式サイト(royal.khs.go.kr)2026年9月時点。

🧧 韓服を着ていると無料 — ただし「条件」があります

韓服(ハンボク)を着ていれば、上の宮すべてと宗廟が無料になります。外国人も対象です。レンタルは景福宮・北村のまわりに多く、数時間単位で借りられます。入場料が浮くので、4宮と宗廟をまわるなら韓服代の一部は取り返せます。

PR景福宮・北村まわりの韓服レンタルは、Klookで日本語のまま料金と口コミを比べて予約できます → 韓服レンタルを見る(Klook)このリンクから予約があると、当サイトに紹介料が入ります。お支払い額は変わりません。

ただし「韓服っぽい服」では無料になりません。公式のガイドラインは、上(チョゴリ)と下(チマまたはパジ)をそろえて着ていることを基本にしています。伝統韓服でも生活韓服(現代的な韓服)でもかまいません。

  • チョゴリは前を合わせる襟の形であること(紐か結びかは問いません)
  • チマは巻く形でも留める形でも、形式は問いません
  • パジは伝統的な形(サポクパジ)に準じるもの

認められない例としてはっきり挙がっているのは次のものです。レンタル店で「これでいいですか」と聞くときの基準になります。

  • ジーンズの上にチョゴリだけを羽織る
  • 韓服の下だけを穿いて、上はTシャツ
  • チョゴリのないワンピース型の韓服
  • Tシャツの形をした生活韓服のチョゴリ
  • トゥルマギ(コート)だけの着用

宮にふさわしい着方(過度な露出をしない)も求められています。判断は現場の係員が行います。出典:国家遺産庁 宮陵遺跡本部 公式サイト(royal.khs.go.kr)2026年9月時点「韓服無料観覧ガイドライン」。

💴 料金 — 統合券なら3,000ウォン安くなります

4つの宮と宗廟を別々に買うと合計9,000ウォンですが、統合観覧券が6,000ウォンです。差は3,000ウォン。しかも有効期間が6か月あるので、一日で全部まわる必要はありません。何度か韓国に来る人にも向いています(各宮1回ずつ入場できます)。昌徳宮の後苑は含まれません。

そもそも無料になる人も多いので、先に確認してください。

  • 満18歳以下の外国人 — 子ども連れなら子どもの分はかかりません
  • 満65歳以上
  • 韓服を着ている人(上の条件を満たす場合)
  • 毎月最終水曜日(韓国の「文化の日」)
  • 障害者手帳をお持ちの方、妊婦とその同行者1名

出典:国家遺産庁 宮陵遺跡本部 公式サイト(royal.khs.go.kr)2026年9月時点「観覧料金」。

🛡️ 守門将交代式 — 入場券がなくても見られます

交代式は宮の門の外で行われます。つまり入場料を払わなくても見られます。これも意外と書かれていません。景福宮と徳寿宮の2か所にあり、休みの曜日が逆なので、どちらかは必ずやっています。

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場所行事時間所要
景福宮 光化門
火曜は休み
守門将交代式10:00 / 14:00約20分
光化門 把守儀式11:00 / 13:00約10分
守門軍 公開訓練09:35 / 13:35約15分
徳寿宮 大漢門
月曜は休み
王宮守門将 交代儀式11:00 / 14:00約30分

景福宮の交代式は雨や雪の日も、伝統の雨具をまとって行われます。徳寿宮の儀式は集会や悪天候で中止になることがあります。出典:国家遺産振興院(kh.or.kr)・ソウル王宮守門将(royalguard.kr)。

🌙 夜の王宮 — 予約なしで入れるのは、この2つです

「夜の景福宮」は写真で見たことがあると思います。ただしあれは星あかりの夜行(별빛야행)などの特別プログラムで、完全予約制・韓国語のサイト・抽選です。日本から取るのは簡単ではありませんし、当日思い立って行けるものでもありません。私たちのデータでは、今年の景福宮の星あかりの夜行は9月2日〜10月24日です(いま開催中)。ただし予約枠は先に埋まります。

けれど昌慶宮と徳寿宮は、通年で夜9時まで開いています(入場は20:00まで)。予約は要りません。料金も昼と同じ1,000ウォンです。仕事や買い物のあと、思い立って行ける夜の宮があるということです。ライトアップされた石垣と木の建物を、人の少ない時間に歩けます。

昌慶宮と徳寿宮は地下鉄でも行きやすい場所にあります。徳寿宮は市庁駅のすぐ前、昌慶宮は昌徳宮の隣です。徳寿宮の石垣道(トルダムキル)は入場券なしで歩けるので、閉門後でも散歩になります。

特別夜間観覧の日程・予約は宮陵遺跡本部の統合予約ページで公開されます。回によって開催期間が違います。

🏮 全国の「夜だけ開く日」 — 国家遺産夜行

ソウルの宮だけの話ではありません。韓国の地方都市では国家遺産夜行(국가유산 야행)という催しがあり、その週末だけ普段は夜に入れない史跡が開き、灯りがともります。城壁や邑城、旧市街、近代建築の街区が会場になります。地方に足を延ばすなら、この日程に合わせると同じ街がまったく違って見えます。

私たちが持っているデータでは、開催が4月・8月・9月に集中しています。春に一度、夏の終わりから秋にもう一度、という形です。

下はいまから行ける3件です(2026-10-01時点・うち1件は開催中)。行き先が決まっている街で開かれていれば、その日の夜は予定を空けておく価値があります。

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街日程名称(韓国語)
浦項
開催中
6月12日〜10月4日포항 흥해 국가유산야행
全羅南道 潭陽10月9日〜10月10日담양 국가유산야행
保寧10月9日〜10月11日2026년 보령 국가유산야행

⚠️ 期間が数週間以上に見えるものは、その間ずっと毎晩やっているという意味ではありません。その期間のうち決まった週末の夜だけ開くのが普通です。日にちは必ず主催側の案内で確かめてください。

名称はハングルのまま載せています — 検索や地図アプリに貼るための文字なので訳していません。開催日は変更されることがあります。行く前に各自治体の公式サイトで確認してください。出典:文化体育観光部「文化祭り標準データ」・韓国観光公社。

その街まで何分でいくらかは日帰りで行ける街にまとめてあります。

⚠️ 出かける前の4つ

  1. 行く日の曜日を先に見る — 月曜なら景福宮・宗廟、火曜なら昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮。逆にすると門の前で引き返すことになります。
  2. 韓服を借りるなら、上下そろっているか確認する — ワンピース型やTシャツ型は無料になりません。
  3. 日本語ガイドの時間に合わせて入る — 予約は要りませんが、出発時刻を過ぎると参加できません。
  4. 混む日を避ける — 韓国の連休と日本の連休が重なる週は、宮も交通も別物になります。韓国が混む日で先に確認してください。

🎁 王宮を見たあとの足で、そのまま北村や仁寺洞へ歩けます。景福宮の東側から北村までは徒歩10分ほど、昌徳宮からは仁寺洞がすぐです。韓国らしい小物を探すなら、宮を見た日の午後がいちばん自然な流れになります。

旅を持ち帰る

都市の名前を日用品に入れる韓国の小さなブランド kory があります — ヘアロール、ヘアゴム、バンスクリップ、スカーフなど。

kory は私たちが一緒に作っているブランドです。広告費をもらって載せているのではありませんが、利害関係のあるリンクでもあります。だからページの一番下だけに置いています。商品ページとショップのホームは英語表示ですが、一部のページはまだ韓国語のみです。